スカラシップ制度

日本の奨学金制度について若者が議論する番組を観ました。

私も在学中何かあった時のために、と、
奨学金制度を利用していました。
(でも結局両親が卒業と同時に返還してくれた)

という感じで、学生の3分の1が奨学金制度を利用しているそう。

そして当時の私も
さも当たり前かのように奨学金制度の説明を聞いて申し込みしてました。
みんな聞きに行ってるし私も行ってみよーという気軽な。
(とーさんかーさんすみません)

今何が問題になっているかというと、
私たち世代20代後半の人たちが
自己破産に追い込まれているという現状。

大学は卒業したものの、返還の目処が立たず、
自己破産をして清算をするというもの。

自己破産って今後、結婚したり、家を買ったり、車を買ったり、そういう人生の大きな買い物の時に銀行から借り入れができなくなってしまったり、クレジットカードがつくれなかったり。

それだけ?と思うかもしれないけど、

社会的信頼が無くなるということ。

それだけの覚悟と話し合いの元に自己破産の道を選ぶ若者が増えています。


なぜこのような問題が起こっているかというと、

今の日本の社会構造に問題が。

少子高齢化に拍車がかかっている今、
大学も必死に生き残りの戦略を立てています。

簡単に言うと、二つ大きな問題があると思います。

一つは学費の大幅な値上げ!!

奨学金制度の創業当初から比べると、
学校にもよるけど、学費が倍以上になっています。

昔のように気軽に借りてはいけない奨学金。

というよりも、本質は学生の夢を応援するための支援制度なので
賢く利用しなければなりませんね。

借りた金は返還の義務があります。
当たり前だけど。

ということは、返還できるだけのお金が稼げる仕事に付かなければなりません。

夢を追いかけることも大事だし、
夢を持って努力をすることはとても素敵なことです。

だけどお金がなければ生活が成り立たない。

沢山稼ぐ必要はないけど、
最低限、生活や責務を果たせるだけの
稼ぎが必要ということ。

そこで出てくるのが二つ目の問題。
職種による賃金の格差。

わかりやすい例でいうと、保育士の賃金問題。

子どもたちの面倒を見て、教え育てるという
重責を果たしている彼らの給料が低いと問題視されています。
また、そのせいでせっかく志を持って叶えた夢を諦める人も。

そこから派生して、保育士不足による
待機児童問題。。。

というふうに、私は奨学金借りてないから大丈夫、とかではなしに、
日本の政治にまで根が張る大きな問題だと思っています。

だから選挙とかに若者ももっと参加して
政治に参画していかないとなんだなぁ、と
アラサーの今ようやく気がつきました。

だってこれからの日本がどうなっちゃうのか不安!

その前に自分の人生が不安!なんて思ったりして、政治なんて後回しってなっちゃってたけど、
並行して視野に入れておかないとなぁと思いました。


かくいううちの夫も奨学金の返済をしています。
返還終了予定はあと何十年も先です。。。
無事払いきれますように。


問題点ばかりあげたけど、少し提案も!
長くなったので次の記事にあげたいと思います。


ま、、真面目か!




Abemi's Diary

NYC生活、音楽、ライフスタイル、写真、のアウトプット。

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